洋服が欲しくて欲しくてしょうがない。物欲に振り回されていた私が効果を感じたお買い物断食とは

私はとにかく時間があれば洋服を探していた。

本屋さんでファッション雑誌を片っ端から読んでかわいい洋服を探したり、休日は新宿のルミネやマルイ、H&Mやforeber21を5時間くらいかけて歩き回ったり。

そんなに時間をかけているのに欲しい洋服はなかなか見つからなくて、「今日は洋服買うぞ!」と意気込んで出かけても何も買えずにただ歩き疲れて帰ることもしばしば。

やっと見つけたお気に入りの服もすぐ飽きて着たくなくなることも少なくないし、クローゼットはいつになっても完璧にならないし、おまけに自分はいつまでたってもオシャレにならない。

気に入っている洋服はいつも手持ちの3割くらいしかないから、週に何回かは着てもあまりテンションが上がらない服で出勤しなくてはいけない。

しかもそんな日に限ってセンスのいいオシャレな同僚と並んで仕事することになったりするからもう最悪。

朝この服を選んだ自分が心底憎らしくなって、一刻も早く家に帰りたくなる。

そんなことを何年も、何年も、何年も繰り返して、私の中で何かがプツリと切れた。


「もう、疲れた!」


洋服探すの疲れた。

消費するばかりじゃなくて生み出す側になりたい!

目次

お買いもの断食

ある日のランチで同僚がこう言っていた。

「私節約始めたんだ。洋服もルミネカードが10%オフになる時しか服買わないようにしてるの」

洋服を探し回る時間がムダだと感じ始めていた私は「それだ!」とピンときてさっそく自分も実践してみることにした。

私がお買いもの断食で守ったルールはただ1つ。

  • 洋服を買うのは奇数月だけ!

偶数月は買い物に行かない。
1ヶ月間も洋服を買わないなんて、きっと高校生ぶりくらいだろう。

断食の効果

買い物をしないと決めた1ヶ月目は、月の途中でどうしても次のシーズンの洋服が見たくなったり、今持っている洋服が不満に思えてきて1ヶ月がとんでもなく長く感じた。

「早く買い物したい!早く奇数月になれ・・・!」

私は毎日お買い物欲求をふつふつと煮えたぎらせながら過ごした。

そして迎えた奇数月。

1ヶ月ぶりに買い物に出かけると、、、。
もう、すっごく楽しい!

見るもの全部がキラキラ輝いて見えてテンションは上がりっぱなし。

さらに嬉しいことに、お買い物に行けなかった時にクローゼットを整理したり欲しい洋服をリストアップしていたおかげで、欲しいものだけに直行できるようになった。

「これを買う!」と決めていたものをすぐにゲットして、あとは余裕で(欲しいものを一つ買うと、なぜかまた気に入ったものに出会うことが多い)買い物を続けることができる。

久しぶりの買い物がとても楽しかった。

その日に限らず、買い物に行く1週間くらい前からずっとワクワクしていた。

断食から1年後

私が奇数月しか洋服を買わないお買い物断食を始めてもうすぐ1年になるけど、時間やお金の節約以外にも以外なメリットがあった。

それは「洋服を買わなきゃ!」という脅迫概念がなくなったということ。

毎月何百ページも読んでいたファッション雑誌や、同じ服は2週間に1回しか着ない衣装持ちの同僚に影響されて「私も素敵な洋服を探さなきゃ」と追い詰められていたらしいのだ。

今は洋服を買わない月があることがむしろ楽で、安心していられる。

洋服を買わない月は空いた時間が買い物に消えることがないので別のことを楽しめるようになった。

このブログも洋服を買わない偶数月に立ち上げた。

土日とも予定が入っていないときで、つい新宿まで買い物に行きたくなったけど、前からやってみたかったブログについて家で調べて作ってみたのだ。

この点については、ちょっとだけ消費する側から生み出す側に変われたみたい。

失ったものもある

お買い物断食はいいことばかりではない。

今私は物欲が落ち着いて楽になったけど、どこか抜け殻になったような気もする。

前の私は穴があくほど雑誌とにらめっこしたり、気に入った洋服が高くて手が届かないときは何日もその洋服のことで頭がいっぱいになるくらい欲しい洋服のことをずっとずっと考えていた。

でも我慢したり手頃な代わりを探すことに慣れてしまって、今はもうその熱意を失ってしまった。

何かが欲しくて欲しくてしょうがない時の胸が焦がれる感じがちょっとだけ懐かしい。

洋服への執着がなくなって楽になったはずなのに、なんだか寂しい今日この頃。

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