【4月7日(火)】650点の日

アーチェリー

 

アーチェリーの的は直径80センチ、中心の黄色が10点で、そこから外側にいくにつれ点数が下がり、一番外側の白が1点です。学生が試合でよくやるハーフラウンドではこの的を50メートル、30メートルの距離からそれぞれ36本射ちます。

満点は720点。630点超えるとめちゃすごい人。600点乗ると上手い人。550以下はルーキー。500以下は見習いって感じです。

アーチェリーは同じ動作の繰り返しだから一見地味なスポーツですが、呼吸をして血が巡っている人間が同じ動作を繰り返すのは実はとても難しいんです。

50メートル先から直径80センチの的を見ると、狙うべき金的10点は霞んでぼやけてしまうので、体が覚えている射形を頼りに射ちます。どこに当たったか正確に確認するには、スコープ(望遠鏡)を使うか近くに行かないとわかりません。

腕の位置が1センチ右にずれたり上にずれたりするだけで、矢は的を外れてしまいます。プラス、アーチェリーは基本屋外スポーツなので風の抵抗を考えてあえてずらして射ったり。

だいたい当て方が分かってくると、的が見えなくても、射った矢が的に吸い込まれるように金的にバスバス当たってきます。

集中すると視界が的以外白い空白になって、矢の軌道が見えてくるんです。そうなると、やっぱり当たるし、すごく楽しい。650点、私も出してみたかった。

アーチェリーは装備の組み合わせで攻撃力上げたり防御力上げたりできるので、そんなメカニックなところもめちゃくちゃかっこいいと思います。

 

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