家を建てることが決まりまだ土地探しをしていた頃の話なのですが・・・。
こんなことがありまして。
1、2ヵ月ぶりに高校時代の友人と集まってお互い近況報告をしているときに、
「家を建てることになって千葉で気に入った土地を見つけたんだ」と報告しました。
すると友人の一人が間髪入れずに
「東京から千葉に引っ越しって、都落ちじゃん!」
と声を上げて笑い出しました。
続けて
「千葉はダサいから嫌だな~。うち横浜だからさ~笑」
とのこと。
な、な、なんでそんなこと言われなくちゃならないのよっ?!
と私の頭の中は大爆発!!
ちなみに都落ちとはこんな意味です。
都落ち(みやこおち)
1 都にいられなくなって、地方へ逃げ出すこと。「平家の都落ち」
2 都会、特に東京を離れて、地方へ転勤・転居などをすること。参考:コトバンク
自慢っぽく言ったつもりはないし、ただ近況報告として話しただけなのになんだかすごくバカにされた気分。
その日はモヤモヤしたまま帰り、友人の言葉はしばらく頭に残り続けました。
でも今なら分かる・・・。
そんな些細な一言に反応してしまった理由が。
そして今ならできる。
もっと大人の対応が。
私が「都落ち」にイラッとした理由
友人の「都落ち」という言葉が頭にきたのは、まさしく図星のことを言い当てられたからでした。
土地探しが始まってからも私は千葉より東京がいいと思っていたんです。
結婚するまでずっと東京だったし、東京ってブランドを手放したくないし、千葉に思い入れもないし。
でも主人と2人でたくさん探して通勤とか立地とか色々考えて千葉にお家を建てようと決めました。
腹をくくって決心したつもりだったけど、自分が払いのけた「千葉より東京がいい」という気持ちを友人に指摘されたからイラッときたんだと思います(^_^.)
それからちょうど1年くらい経ちましたが、今は東京に対しての劣等感がなくなって友人が同じことを言ったとしてもなんとも思わない気がします。
(いや、ちょっとはイラッとするかもしれないけど笑)
お家づくりをしてひしひしと感じたのは、お家を建てるにはお金がたっっくさん必要だということ。
お家を建てられるだけお金を稼ぐって大っっっ変だということ。
主人のおかげでお家を建てることができたので本当にありがとうと思っています。
そういう感謝の気持ちとか、お家づくりにかけた時間の多さとか、2人であーだこーだ言って作るお家に感じる愛着とかで、今は外から何を言われても自信を持って胸を張っていられるようになったのかも。
友人は悪気なく素直に思ったことを言っただけなんだろうな。環境も違うし、たまにしか会えないし、考え方もとらえ方も違うし。
私も東京に住んでいたときそういう態度を取っていたことがもしかしたらあるかもしれない。
そう思って反面教師にすることにしました。
日々学びがありますわ。
些細な一言を気にするよりも、私はケロっとしていられるようになりたいな(*^_^*)
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