私たちがお願いしている工務店では標準プランが28坪のお家です。
でもお家づくりを始めたばかりの頃は「28坪です」と言われてもそれがいったいどれくらいの広さのお家なのかイメージがわきませんでした。
「2階建てのお家で4LDKくらいになるかな」くらいにぼわ~んと頭の中にあるのですが、何にどのくらいのスペースが必要かまでは考えていなかったのです。
打ち合わせを重ねていく中で我が家は31坪になりましたが、そこで気づいたことがあります。
それは広さのイメージを持っておくことはすっごく重要だってことです。
例えばお風呂場には何坪必要なのか。階段には何坪必要なのか。
「リビングは18畳欲しい」とか理想を持つだけじゃなくて、お家に絶対必要なお風呂やキッチンにどれくらいスペースが必要なのかを知っておくことが重要です。
それが分かれば自分が求める生活スペースが30坪で足りるか足りないか判断することができます。
間取りのサンプルをたくさん見てイメージするもの楽しいですが、もっと自分で考えてみたい人向けにおすすめの方法があります。
それは方眼ノートに自分で間取りを描いてみるというものです。
今回はその方法をご紹介します(^○^)
目次
用意するもの
- 方眼ノート
- ペン
これだけです!!
方眼ノートは100均でも売っています。
もしくは方眼紙ネットから方眼紙をダウンロードして印刷するのでもOK♪
もちろん無料です。
単位の確認
分かりづらい建築関係の単位はこのようになっています。
- 1坪=2畳
- 1㎡ (へいべい)= 約 0.3 坪
つまり30坪だと、
30坪=60畳=約100㎡
となります。
畳は中京間(チュウキョウマ)と呼ばれる一般的なサイズで91㎝×182㎝です。
このきっちり1対2のサイズが方眼紙にぴったり!
日本では畳のサイズを基準に設計図が書かれているので和室があるお家だとイメージしやすいかもしれません。
お家が30坪で総2階(2階の面積が1階と等しいもの)の場合、1階15坪(30畳)2階15坪(30畳)となります。
単位が3種類もあってややこしいから坪と平米(㎡)をやめて全部畳にまとめちゃえばいいのになあ。
1坪 ㎡(平米) 畳サイズ 換算で坪、平米、畳を自動計算できるので便利です。
方眼紙に書く
方眼紙ではこんな感じで書いていきます。
- 1マス=0.5畳
- 2マス=1畳(0.5坪)
- 4マス=1坪(2畳)
30坪のお家で総2階なら1階・2階とも60マス=30畳=15坪です。
実際に書いてみる
まずはお家の枠組みを考えてみます。
60マスならどんな形でもオッケー!
風水を考えるなら欠けではなく張りを作って、なるべくきれいな箱型にすると吉です。
まずはシンプルな長方形。
こんな形でも同じ30畳(15坪)です。
次にお家に絶対必要なもののサイズです。
- キッチン(一般的な2550幅):約3マス
- 冷蔵庫(一般的なファミリーサイズ):1マス
- ダイニングテーブル(小さめ4人がけ):1.5マス
- 2人掛けソファ:2マス
- お風呂(1坪サイズ):4マス
- 洗面室:4マス
※洗濯機と洗面台のみの一般的なもの。収納棚を作ろうとするとプラス1マスくらい
- トイレ:2マス
※手洗いも別で設置できる広さです - 狭めトイレ(2階など):1.75マス
- シングルベッド:2マスちょっとはみ出るくらい
- クイーンサイズベッド:4マスちょっとはみ出るくらい
- 収納(布団も入る奥深タイプ):2マス〜4マスくらい
※ハンガーパイプだけのクローゼットなら奥行きは5分の4くらいでOK - 階段(15段):4マス
※13段で大丈夫な場合は3マス
- 6畳:12マス(3坪)
- 9畳:18マス(4.5坪)
- 玄関:2マス〜4マスくらい
- ホール:2マス〜4マスくらい
- シューズインクローク:2マス〜4マスくらい
- パントリー:1マス〜4マスくらい
最初に書いたお家の枠に当てはめて描いてみると広さの感覚がなんとなく分かります★
間取りを描いてみた
じゃじゃん!
間取り図を描いてみました!
・・・あれ?
なんかふつーーだしパントリーの位置変だしイメージと違う笑
間取り描くのって思ったより難しいです!これ描くのだけで30分くらいかかりました笑
でも楽しい!(*^_^*)
起きて半畳、寝て一畳
「起きて半畳、寝て一畳」とは、人一人が使う場所は起きているときは半畳、寝るときは一畳あれば充分足りるという意味です。
どれくらい広さの確保が必要か迷ったときこれを思い出せばなんとなくイメージが持てそう(*^_^*)
私は白紙に適当に間取り図を描いているとどうみてもバランスがおかしいことが起きてしまったので(トイレが寝室より大きかったり笑)、方眼紙を使って描くのはとてもやりやすくイメージが持てました。
広さ感覚が身についてくるのでお家作りがまだまだ先の人にもオススメです!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
お家作りは続きます。
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