友だちが誕生日に3万円のアクセサリーをプレゼントしてくれました。
今までのプレゼント交換はだいたい3000円くらいだったのに・・・いきなり3万円。高価なものでびっくりです。
「今年は特別ね!」と言ってプレゼントしてくれた友だちは、私の誕生石が入ったかわいいアクセサリーを選んでくれました。箱入り。リボン付き。なんとも男前です。
「ありがとう!うれしい!大切にするね!」
笑顔でそう言いつつ、
こっちもお返し同じくらいのもの渡さなきゃいけないじゃん!いきなり3万円の出費かなり痛いんだけど!3万出すなら欲しいアクセサリーあったし!数百円節約するためにコンビニ行くの我慢したりしてるのに!高価なもの渡したらお返し気にさせちゃうって気づいてないの?!自分の方が年収が高いってアピールしたいわけ?!3万もするものあげるならせめて一緒に選ばせてよ!プレゼントして自分が満足したいだけじゃん!
と頭の中は黒い感情でぐちゃぐちゃ。サプライズプレゼントはうれしいのに素直に喜べませんでした。自分が嫌なヤツになった気分です。
その友だちの誕生日は翌月だったので、同じくらいのお返しにしないとと思い、後日欲しいものを聞いてみました。
私
「特別なプレゼントをもらったから、私も同じくらいのものプレゼントしたいんだけど、何か欲しいものとかある?」
友だち
「えっいやいや何もいらないよ!気を使わせちゃってごめんね汗」
友だちは見返りが欲しいとかマウント取りたいとかそういう気持ちは全くなく、お返しのプレッシャーを与えてしまうことなんかは考えていなくて、純粋に私の誕生日をお祝いしてくれたんだと分かりました。そう分かったとき、ようやくありがとうと素直に思えました。
この一件で思い出したのが、セックス・アンド・ザ・シティのキャリーのセリフ。
4人で旅行しようという話になったとき、私は行かないと言う親友に向けてキャリーが「友情は魔法みたいに40年続いたりしない。投資しないといけないの」と言っていました。
友だち関係が長くなればなるほど投資も必要になってくる。一緒に食事したり出かけたりプレゼントしたり。本当にその通りだと思いました。
私は長い付き合いの友だちがいて幸せだなあと思いつつ(とはいえ3万円の出費は痛いけど)、キャリーの言葉に背中を押されて、同じくらいの金額のプレゼント(ペア食事券)を渡しました。
大切な友だちへのプレゼントは未来の友情への投資。出し惜しみしてる場合じゃないようです。
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