住宅価格に上乗せで必要な【諸費用】の金額と内訳

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知っていればダメージは少ない

土日価格2480円のスパに行ったら、
館内着とタオル代という名目でプラス500円、
合計2980円支払うはめになった・・・

というちょっと損した気分になる経験はありませんか?
私はあります。

この知らなかったけど払う必要があるプラス500円が、
住宅購入にかかる諸費用とイメージが同じです。

住宅購入にかかる諸費用とは

お家を買うと色々な手続きが必要になります。

土地の所有者を移してもらう手続き、
建物の所有者を移してもらう手続き、
火災保険加入の手続き、、、

などなど

SUUMOなどに公開されている物件は
住宅価格(お家だけの値段)で掲載されています。

そこからプラス手続き等にかかる諸費用を足した金額が
支払う必要がある合計の金額です。

ここでは私たち夫婦がお家探しの中で
ある不動産会社に取ってもらった資金計画書を元に
各諸費用について一つずつ解説して行きます。

項目は全部で8個です。

 

1、登記料

土地の所有権を不動産会社から購入者に移す際に必要なお金。
司法書士(法律の知識に基づき書類を作成してくれる人)に
お願いするため結構なお金がかかる。
費用は土地の広さによって変わりますがだいたい30万~60万
円とのこと。
私たちがもらった資金計画書には、約50万(土地は32坪)と
記載されていました。

 

2、表示登記料

建物の名義を購入者に移す際に必要なお金。
建物が自分のものだという証明する手続きです。
土地家屋調査士(不動産の登記の申請手続などを行う人)に
お願いする。費用は10万円くらい。
私たちがもらった資金計画書には→92500円と記載

 

3、火災保険料

建物が火災になったとき下りる保険。
建物の構造、大きさによって費用は異なる。

私たちの資金計画書には→200000円(10年)と記載

 

4、保証料

住宅ローンを組むと、個人が何千万という大きなお金を
借りることになります。そのため銀行は支払ってもらえなく
なるリスクに備え、信用保証会社の保証をつけることを条件
にしています。

私たちの資金計画書には→930000円と記載
保証料は100万近くなるので大きいです。。
銀行によっては保証料なしでOKなどの優遇がある場合もあります。
(京葉銀行など/2017年6月現在)

 

5、融資手数料

住宅ローンを組むときに、銀行に支払う手数料のことです。

私たちの資金計画書には→約20万と記載
手数料だけで20万!!
いったいどんな複雑な手続きをしているんでしょうか?!

 

6、不動産購入手数料(仲介手数料)

売主の代理店から購入するときに支払いが必要なお金。
例えば飯田産業が建てた家を飯田産業から買えば
仲介手数料はかかりませんが、
飯田産業が建てた家を別会社のA不動産から買うと
仲介手数料がかかることになります。

同じ家でも代理店と建築会社がそれぞれ売りに出している
場合があるので、購入前に確認しましょう。

仲介手数料の計算式は
建物価格×3%+6万×消費税
です。
(4500万の家で146万円くらい)

私たちの資金計画書には→0円と記載
売主と建築会社が同じだったので、仲介手数料は0円でした。

 

7、収入印紙

国の収入になる収納金の徴収のために、財務省が発行している。
契約書や書類の中に張らなければならない切手のような形の証票。

私たちの資金計画書には→30200円と記載

 

8、事務手数料

書類作成の手数料として、売主と銀行にそれぞれ支払います。

私たちの資金計画書には→売主:108000円
銀行:32400円  でした。

 

合計

諸費用合計金額は約230万円でした。

明細書に金額は書かれていなかったのですが、
この他に「つなぎ費用」「固定資産税日割り」「雑費」
などの項目があったので、ここにも費用が追加されると
思っておいたほうがいいでしょう。

大目に見て300万が諸費用として用意しておくべき
金額ではないでしょうか。

 

振り返り

お家の価格を見て
「予算にぴったりだ!」と思っても要注意です。

「実はあとこれくらいかかります~」ってさらっと
不動産会社は言ってきます。
それが200万とか300万です。

でもこれは絶対に必要なお金なので、
最初に諸費用分を確保しておくのが一番安心です。

 

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