我が家の土地は分譲地として開発される前は駐車場だったため、隣接するお家は敷地ぎりぎりのところに背の高い植栽を植えて目隠しを作っていました。
その植栽は背丈以上ある常緑樹なのですが、枝が元気に伸びて私たちの土地に30センチくらいはみ出していたんです。
主人と私は「隣のお家との目隠しになってちょうどいいや!」と思っていたのですが、親や祖母がトラブルになるのではと心配に心配を重ねていました。
今回は隣家の植栽がはみ出しているときに私たちがとった対策をレポートします!
目次
越境(えっきょう)とは
境界線を越えることを「越境する」と言います。
聞きなれない言葉ですが、覚えておくと不動産会社や隣家の人と話し合いのとき使えます!
越境していることのデメリットは?
植物くらいと侮るなかれ。
実は隣のお家の植栽が越境していることにはデメリットが多く存在します。
「これぐらい気にしない」と思わずに厳しい目で判断することをお勧めします。
・植栽が伸びて自分の敷地に入ってきたら、剪定のお願いをしに行かなければならない
・隣のお家がすぐに剪定してくれるとは限らない
・近所づきあいがあるので言い方にも気を付ける必要がある
・隣のお家が対応してくれない場合、自分たちで切るなど対処する必要がある
・枝が伸びた先が駐車場なら、車に傷つく可能性がある
・自分の土地に葉が落ちてくる可能性がある
・虫や出やすくなったり、蜘蛛の巣ができたりすることがある
こうやって書きだしてみると、自分の敷地ぎりぎりに隣のお家が植栽が植えられていることはデメリットが多いことが分かります。
この問題を回避するためには、土地購入の時に不動産会社を通して隣のお家の人と取り決めを交わしておくことがおすすめです。
協定書を作る
私たちが不動産会社にお願いしたことは、協定書を作り隣家に同意してもらうということです。
協定書に記載したことは2点です。
- 植栽が越境しないように管理すること
- 越境した場合は必ず剪定を行うこと
この協定書があれば、今後剪定してもらえないなどのトラブルがあったときに効力が発揮されます。
口頭でお願いするだけではいずれ言った言わない問題になることは間違いありません。
書面で契約を交わすことが証拠になりますし、何より安心です。
不動産会社が渋った場合
隣家と直接協定書の取り交わしを行おうとすると、当事者同士なのでやりづらいことがあります。
相手を信頼していないのかと思われたり、感じが悪いと思われたりしたらどうしようと躊躇してしまうからです。
ベストなのは土地を購入する前に、協定書を作ることを条件に不動産会社と契約することです。
その際は「この土地を購入したいからこそお願いしたいんです」というニュアンスで伝えると角が立ちません。
引っ越し済みの場合
引っ越してから植栽の越境が気になった場合は、なるべく早く隣家に伝えるべきです。きっと時間が経つほど言いづらくなります!
ですが私はずっとマンション暮らしだったのでご近所づきあいのコツは分かりません・・・。
何か隣のお家のことで気になることがあった場合、どんな伝え方をすればいいのか?
これは新しいお家に引っ越してから実践の中で学んだことを改めてレポートします!
今回のまとめは、
植栽が気になるなら問題が起こる前に協定書を作ると安心
ということです!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
お家づくりは続きます。
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