深刻な壁不足になる前に、必要な窓の大きさを考えてみる

窓を塞ぐような家具の置き方はなるべく避けたいものです。

せっかくの光を遮るのはもったいない気がしますし、風水的にも家具で窓が見えなくなってしまうのは良くありません。

今住んでいるマンションでは6畳の洋室を寝室にしていますが、クイーンサイズのベッドを買ったとき、レイアウトにとても悩みました。

もともと6畳の洋室にはこんな家具があり、ちょうどいい感じに収まっていました。

  • シングルベッド
  • 鏡台(3面鏡)
  • 身長より高いタンス
  • 腰より低いタンス
  • テレビ、テレビボード
  • ベッドサイドテーブル

この家具がある中で、シングルベッドがクイーンベッドに変わると、もう部屋がいっぱいいっぱいで、家具の置き場所が限られてきます!

特に背の高いタンス!

そこで思ったのは、
「窓はあればいいってもんじゃない」

ということです。

 

目次

いいところばかり見ていないか?

写真のように壁がほとんど窓だと解放感があって素敵ですね。
明るくなるし、外と繋がるし、窓をつけるメリットは大きいです。

  • 光がたくさん入って明るい部屋になる
  • 一部屋に2か所以上あれば換気しやすい

このような理由から1部屋に2か所窓があったほうがいいと無意識に思っていました。

ただ写真のように広いお部屋ならいいとして、20代で暮らしているお家の一部屋はだいたい6畳くらいが多いのではないでしょうか。

私たちの新しいお家の主寝室は8畳にしていますが、子供部屋は3つとも約4.5畳です。

6畳くらいの部屋で壁がもともと少ない中2面に窓があると、レイアウトが難しくなるデメリットがあることも覚えておくべきです。

 

小さなお部屋にベストな窓

6畳以下のお部屋では、こんな窓の組み合わせはどうでしょうか?

  • 腰より上の窓一つ&天窓
  • 腰より上の窓一つ&スリット窓
  • 腰より上の窓一つ&天井近くの遮光窓

ポイントはところ構わず掃出し窓をつけないこと!

掃出し窓はガラガラって開けて外に出れる窓です。
横幅180センチくらいあるので、6畳くらいのお部屋にとっては大きすぎます。

上の写真のように窓が腰くらいの高さにあれば、その下の壁にベッドでもテレビでも置くことができます。

壁の2面を窓にするのではなく、1面に窓+小さな遮光窓が私の中でベストです!!

掃出し窓でも、写真のように2つ目はFIXの窓(開かない窓)を天井近くの遮光窓として設置すればバランス良いかも♪

 

室内への光はあえて絞る

「ベランダやウッドデッキに接している部分は窓にしないともったいない」と感じるかもしれません。

たしかに木々や空が見えるような、外の景色がパーッと広がる大きな窓は素敵です。

・・・が!!

首都圏の住宅地で窓の外の景色が開けている家が、一体何件あるでしょうか?!広い土地で中庭を造ったりしない限り、そんな家はありません!

この写真のように遮光を求めすぎて家の中が丸見え状態になっている家がとても多い気がします。

「光が降り注ぐ素敵なリビング」という理想を追い続けて、プライバシーがない家になっては落ち着きません!!

人付き合いが苦手な私はなおさらです!!

近所の人の気配を感じる窓はもってのほか!!

 

・・・ふう。

 

そこで提案したいのが、1階リビングでも掃出し窓は極力控え、高窓と曇りガラスの窓を活用するということです。

天井近くに窓をつければ人の視線はまず気になりません。問題の壁不足も解消できるし、程よい穴蔵感が出て安心できる空間になると思います。

目線の高さに窓を作りたい場所には曇りガラスの窓にします。「この窓にはカーテンは必須だな」というところは曇りガラスにしても問題ないはずです。

 

結果はいかに?

私たちのお家づくりはまだ間取りの段階で、窓の打ち合わせには入っていません。もっと研究して問題ないようならこのイメージの窓で進めたいなと思ってます。

私がナイスアイデアだと思ってる高窓&曇りガラス作戦で、果たして満足いく光が入り、壁不足にもならずに済むのか。

完成はまだまだ先ですが、窓についてはまたレポートします。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

お家づくりは続きます!

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