《道しるべにはこう書いてありました。「真ん中の道を進む者は飢えと寒さに出会う。右の道を進む者は生きながらえるが、馬を失う。左の道を進む者は殺されるが、馬は生きながらえる」。イワン王子は、長い間考えた末、右の道を選びます》
イワン・ビリービンはロシアの首都サンクトペテルブルク出身の画家。イワン雷帝時代から続く名家の生まれ。小さい頃病弱だったけど絵の才能があったおぼっちゃま。
ロシアの昔話にインスピレーションを受けた作品を次々制作していった。ここにロシア絵本の黄金時代が幕を開ける。
絵画というよりイラストに近くて親しみやすい。ほんのり暗くて緻密でどこか不気味。
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