家探しを始めてすぐの頃、SUUMOで気になる物件があり詳細を見ると、たまたま住所と私たちの苗字が同じことに気がつきました。
(名前が三島さんだとしたら三島町という具合です)
SUUMOで見る限り間取りも外観も素敵で、価格も予算よりだいぶ低い。
運命的なものを感じて私たちは不動産会社にすぐ連絡をとり、ウキウキしながらさっそく翌日見学に行きました。
目次
何か違和感がある
壁紙にデザインクロスを使っていたり、和室は琉球畳だったりと至る所にこだわりがあり、間取りにも文句がなく主人も私もすっかり気に入ってしまいました。
不動産の担当さんも経歴が長いベテランの方で、私たちの質問に一つ一つ親切に説明してくれて信頼できそう。
駅から徒歩9分の好立地。
予算より1000万近く安い価格。
住所と名前が同じという決め手。
条件は申し分ないのに、何か心に引っかかるものがありました。
その正体、それは紛れもなく周辺環境でした。
私たちは周辺環境の中で生きている
私たちが気に入ったお家は昔ながらの古い住宅地の中にあり、ポツポツと空いた土地に新しい家が建設されている途中でした。
隣のお家とお向かいのお家は、上の写真のように廃材などを山積みにしていて、それがどうしても目に入ってしまいます。
他にも半分枯れているような小さい鉢植えをずらーっと敷地中に並べているお家や、通り側の窓に光が入らなくなるほどダンボールやぬいぐるみなどの荷物を山積みにしている家がありました。
台風が来たら飛んで行ってしまいそうなお家もあります。
近隣の方は高齢の方が多く、通りは静かでした。
違和感を知らんぷりしちゃいけない
見学したお家はとっても素敵です。
でも、ここじゃない・・・!!
あの廃材や枯れている鉢植えを毎日見なくてはいけないかと思うと、どう考えても楽しい気分にはなれない。
なんだか自分が萎んでしまう気がする。
家を決める時は、もっと楽しくてハッピーな気持ちでいたいよ!
大事なのは、いくつかの決め手があっても、話がトントン進んでも、パートナーがすごく気に入っていたとしても、自分が何か違和感を感じたらそれを見過ごさないこと。
周辺環境は大事です。
家は周りの家から影響を受けます。
周辺環境は自分の力では変えることはできません。
自分の感覚でネガティブなイメージを周りの家に持ったとしたら、我慢して住んでもいつか問題が起こります。
私はその時、周りの環境に納得できないというたった一つの理由で、せっかく見つけた素敵なお家を見送るのはもったいない気がしましたが、そうして本当に良かったです。
私たちは家探しを続け、別の場所で納得のいく最高の土地を見つけることができました。
直感を侮るなかれ
好きなもの、嫌いなもの、憧れてるもの、苦手なもの、自分に合うもの、合わないもの・・・。
家探しでは自分の好みをハッキリ主張するべきだと感じました。
「今はあんまり好きじゃないけど慣れるかも」
なんてことは起こりません!!
20代後半で嫌いなものは大抵ずっと嫌いだと思います!!
自分がいいなと感じた雰囲気や第一印象を信じることが大事です!
また周辺環境の良し悪しが分かりやすいのはお庭です。
- お花がいきいきしているか?
- 荷物が家の外に出しっぱなしになっていないか?
この2点を見て回って見てください。
お花がしおれていたり、ずっと使われてなさそうな荷物がいくつも出ているお家のそばは避けるべき。
反対にお花が咲き誇っていたり、葉っぱが元気なお庭のお家はいい気を運んでくれます!
無意識のうちに周りの環境から受けている影響は実は大きいです。
家が気に入っただけでは不十分。
周辺環境も納得できるところを探すことが必須です。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
お家作りは続きます。
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