私たちは夫婦2人だけでできる「セルフ地鎮祭」をやりました。
神主さんを呼ぶ地鎮祭は費用が6万円もかかってしまうため、出費を少しでも抑えるためにセルフ地鎮祭を選びました。
セルフ地鎮祭をやってみた感想は、「地鎮祭はセルフでも充分だ!」ということ。
大切なのは地鎮祭の内容ではなく、家を建てる人の気持ちだからです★
実際にやる前にセルフ地鎮祭についてたくさん調べていたので、ここに記録として残しておきたいと思います。
これから自分たちでセルフ地鎮祭をやろうとしている人の参考になれば嬉しいです。
目次
地鎮祭は何のためにするの?
ゆず太郎くんがそうなのですが、「地鎮祭はやってもやらなくても同じ」だと思っている人はそもそも地鎮祭をやりたがりません。
その時「こういう目的があってやるんだよ」ということを一言で言えたらいいなと思ったのでまとめておきます★
地鎮祭には二つの意味合いがあります。
一つ目はその土地に住む神様を祝い鎮め、土地を利用させてもらう許可を得ること。
そして二つ目はこれからの工事の安全と家の繁栄を祈願すること。
(出典:住まいの殿堂)
一言で地鎮祭の目的を説明するなら、土地の神様に挨拶して、工事の安全をお祈りすることです。
「初詣に行くつもりで地鎮祭もやっておこうよ♪」と誘えば、気乗りしていない人でも一緒にやってくれるかもしれません。
セルフ地鎮祭で用意するもの
セルフ地鎮祭で用意するものは3つだけです。
一度洗って乾かしたお米:0.5号くらい
塩:1カップくらい
日本酒:1カップくらい
お米は前日に洗って自然乾燥させておきます。お米を撒くのは5ヶ所で、それぞれ一握りずつなので0.5号くらいでちょうど使いきれる量です。
お塩は精製されているものよりは粗塩が良いとされています。
日本酒は高いものでも安いものでも大丈夫です。
セルフ地鎮祭のやり方
続いて地鎮祭のや具体的な進め方です。
- お米→塩→お酒をまく
※東角地 ⇒ 南角地 ⇒ 西角地 ⇒ 北角地 ⇒ 土地の中心
※施主(お米)→家族(塩)→家族(お酒)と順番にまいていきます。これは神主さんを呼んだ地鎮祭でも同じ。 - 土地の中心でお祈り
※ここで神主さんは祝詞(神様に伝える言葉)を読む。セルフ地鎮祭バージョンは後述。 - 二礼二拍手一礼
セルフ地鎮祭は以上です★とっても簡単ですね。
神主さんを呼んでも30分足らずのイベントなので、住む人が心を込めてお祈りすればセルフ地鎮祭でも全く問題ないと思います。
神主さんに来てもらい地鎮祭をすると、この他に「鍬(くわ)入れ」という土地を初めてスコップで耕す工程など色々細かいことをやるのですが、準備が必要なのでセルフ地鎮祭では省略します。
「えー?!カットしちゃうの?!全部やりたい!」と思った人はちゃんと神主さんを呼んでやったほうがいいかもしれません(笑)
セルフ地鎮祭ではできることだけ心を込めてやればOK。
セルフ地鎮祭でお祈りすること
地鎮祭で神主さんが読み上げる祝詞は、本当に神様に聞こえていそうな気がしてくるから不思議です。
伝えていることをざっくりですが訳してみました。
氏神さま、ここに住む生き物すべてにご挨拶をさせてください。
このたび○○○○(施主)がこの〜〜〜(土地の住所)のまさにこの土地を、長く住むべきよき住所と定めて新居を建てさせていただくことになりました。
氏神さま、ここに住む生き物たちもみな私たちがここに住むことをどうぞお許しください。
○月からいよいよ工事が事が始まろうとしています。
この先関係する大工さんたちに一切の障害がないように、すぐさま立派に工事をなしとげられますようにお願い申し上げます。
この場所に新たに建てた家の柱は岩のように重く、基礎はますます固くなり、今後災いもなく恵まれますようにどうかお守りください。
20××年○月から○○○○と○○○○が住まわせていただきます。
どうか私たちを見守ってください。
これからどうぞよろしくお願い致します。
正確な内容ではありませんがだいたいこんな感じだと!
「ここに住まわせていただきます。よろしくお願いします」という気持ちを伝えれば上出来です★
セルフ地鎮祭にする場合
- 費用を少しでも浮かせたい
- 安いならやりたい
- 妻か夫どちらかが地鎮祭はやらなくてもいいと思っている
地鎮祭をやりたいけど、パートナーが乗り気ではない場合もセルフ地鎮祭はいいと思います★
安くて簡単にできるセルフ地鎮祭なら賛成してくれるかもしれません。
もしくは自分が地鎮祭をやる必要はないと思っていても、パートナーがやりたがっていたらセルフ地鎮祭を提案して折衷案にするといいかもしれません。
地鎮祭が終わるといよいよ工事が始まります。楽しみだな~。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。お家づくりは続きます。
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