人生の大大大イベント・お家づくり。
何千万円というお金を投資をして人生の質を少なからず左右する我が家を建てるとなれば、やはりそれなりの覚悟が必要です。
絶対満足のいくお家を建てたい!
そう意気込んで始まる家づくりは決めることがたーーくさん!!
決めること&選択肢があればあるほど意見の不一致は起こりやすくなります。
人間2人で一緒に決めていくとなれば意見にくい違いが出るのは当然です。
でも意見が合わないことが続くとケンカの元になったりギスギスした雰囲気になったりすることも。。
そんな険悪ムードを予防するためにはどうしたらいいのか?!
今回はお家づくりで夫婦の意見が対立してしまったときの解決策について考えてみました。
目次
我が家の場合
こんな記事を書いていてなんですが、我が家はお家づくりでケンカしたり険悪なムードになったことはありませんでした。
お互いの希望に差はあってもなんとなく上手くまとまってきた感じです。
なんでだろう?と思い返すとやっぱり主人の大人な対応のおかげだなと感じるのですが(ノロケ)、その他にも「これが良かったのかも」と思うことがありました。
解決策①:2人の共通の敵を作る
私たちは設計士さんに対して不満を感じることが何度かありました。詳しいエピソードはこちらでまとめています。
「適当すぎる!!」
「なんでもっとこうしてくれないんだ!!」
「腹立つ!!」
など打ち合わせの後に設計士さんの文句を2人でさんざん言いながら帰ることもしばしば。
(設計士さんは仕事ができない訳ではありません。本当にお世話になったし感謝しています。でも頭にくることは確かにあった)
そんなこんなで私たちは夫VS妻ではなく、2人VS設計士さんという構図になっていました。
大変だった反面今ではそれはそれで良かった点があったなと思っています。
こういう現象はロミオとジュリエット効果と言われているみたいです笑
ロミオとジュリエット効果とは、共通の敵や障害を持っている相手同士はお互いの力で問題を乗り越えようとする意識が働くため結びつきやすくなる……という心理現象です。
参考:マイナビウーマン
な~るほどね~!
当たってる!!
夫婦でお家づくりについて対立している場合は、意図的に共通の敵を作るのもアリです。
例えば要望を聞いてくれない設計士さんとか、うさんくさい営業さんとか笑
敵をあえて作るなんて健全じゃないかな?とチラッと頭をよぎりましたが、今回はお家づくりで夫婦を対立させない方法に限って考えているので、アリとします!!
解決策②:お互い2つまで絶対実現させたいことを叶える
譲れないところは誰しも持っているはず。
あれもこれもと叶えたい幅を広げるとお互いの意見がぶつかるところが出てくる確率が上がるので、絶対に叶えたいことを2つか3つに絞ります。
私だったら
- リビングの窓は一番高い位置の腰高窓
- ステンドグラスの設置
かな。
叶えたいことを絞ったら、その点については相手と意見が合わなくても説得できるようにとにかく頑張る(数字で資料を出したりイメージ画像をまとめたり)。
その他については相手の意見を尊重する。
そうやって気持ちを割り切れば言い争いをせず大きな心で構えていられる気がします(*^_^*)
解決策③:役割分担を決めておく
「間取りや機能については夫、壁紙などの内装は妻」というように2人で相談して役割分担を決めておくのも気持ち的に楽になります。
相手が担当する部分については意見は言うけど決定権は相手にあるという温度感です。
もしくは相談して2人で担当を決めなくても、心の中で担当を決めておくのでもいいかもしれません。
「間取りのことは任せよう。でも内装は絶対譲らない!!」と決めておけば自分なりの線引きができます。
意見が合わないときところどころ折れて譲っていくと「私ばっかり我慢してる・・・」なんてネガティブオーラが出てしまいかねません。
2人で住むんだから自己犠牲精神は必要ナシです。
相手の意見をよく理解する
意見が合わないときに大切なのは、まずは相手の意見をよく聞いてみることだとつくづく感じました。
自分の意見が絶対正しいと思って自分の意見を通そうとする態度は相手の反感を生むだけです。
私たちにもそういうエピソードが2つあります。
エピソード1
◆主人は将来子供部屋になる予定の部屋の窓を大きくとりたいと話していた
◆私はプライバシーが気になって窓を小さ目にしたかった
◆「部屋は5畳なのに窓が大きすぎるよ」「西日だよ」と色々言っても主人はなかなか譲らない
何かと「窓をもう少し小さくしたい。壁を残したい」と言い続ける私に、ある日主人が言ったのは
「でも・・・子どものとき自分の部屋で勉強してたとき窓がもっと大きければいいなと思ってたんだ。光が入る解放感のある部屋にしたい」
とのこと。
それで私は今まで主人がなんで窓を大きくしたいと思ったのか、その経緯を聞いていなかったと気付きました。
主人の実家の部屋は天窓があるので部屋はすごく明るいのですが、確かにもう一つの壁付けの窓は縦60㎝横30㎝(実家に泊まらせてもらったとき測った笑)の小さ目のものでした。
私は天窓と小さ目窓の組み合わせがすごく素敵だと思っていたけど、主人にとってはちょっと小さかったのかも。
子どものときから大きな窓がいいなと思っていて、いざ自分で家を建てるとなれば実現させたいと思って当然です。
経緯を聞いたら私も納得して「それなら大きい窓にしよう!」と決められました。
ということで我が家の子供部屋になる予定の個室は窓大き目です!!
エピソード2
◆リビングの南側は50㎝先が道路なので、私は掃出し窓(外に出れる高さが180㎝くらいある窓)ではなく人の視線をカットできる腰高窓にしたかった
◆主人はせっかくの南側だから掃出し窓にして明るいリビングにしたいと言っていた
◆主人は仕事が忙しい時期。私は時間があったのでたくさん調べていた
◆2人で話し合いをしたとき主人が「やっぱり掃出し窓がいい」と言うので「私はネットでも本でもたくさん調べたのに!そんな風に感覚だけで判断しないでよ!」とキレ気味に。
結局、このブログで何回も掲載している上の写真を見てもらい、掃出し窓より腰高窓のほうがいいと主人にも納得してもらえました。
何かを決めるときはお互い言いたいことを言いきってからどうするかを考えたほうがいいと思いました。
イメージ画像も大事です。
違う希望がある相手に納得してもらうためには言葉だけでは足りません。
意見が合わないときの解決策
意見が合わないときの解決策をまとめてみました。
- 意図的に2人の共通の敵を作る
- お互い2つまで絶対実現させたいことを叶える
- 役割分担を決めておく
プラス大切だと感じたことはこの3つ。
- まずは相手の意見をじっくり聞く
- 自分の意見を伝えるときは画像や数字で分かりやすく
- 自己犠牲精神はいらない
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
お家づくりは続きます。
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