お家は何千万という大きなお買いものなので、プラスでかかってくる諸費用もけっこうな額です。
「保証料100万」「登記費用80万」とか見るたびいちいち驚いてしまいます。。
その中でも私が特にびっくりしたのが水道局納金です。
別の不動産会社でもらった諸費用の明細書には記載がなかったのに、購入を決めた会社からもらった明細書には見たことがない「水道局納金」という項目があったんです。
いったいこれはなんなんでしょうか?
目次
水道局納金とは
水道局納金とは、その名の通り水道局に収めるお金のことです。
千葉県水道局HPでは下記のように説明されています。
千葉県水道局の給水区域内(千葉ニュータウン・成田ニュータウン事業地を除く)において、水道を新しく引かれる場合は、工事費とは別に「給水申込納付金」及び「開発負担金」を納めていただいております。
当局では、水道を引かれる皆様へ「安全で良質な水」を供給するため、浄水場や給水場、及び水道本管等の施設の整備をしております。
これらの費用の一部を「給水申込納付金」及び「開発負担金」として負担していただいております。
「給水申込納付金」及び「開発負担金」は、直接お客様から水道局へ納めていただきます。
つまり新しく水道を引く場合は水道管等の工事が必要だから、新築建てる人は負担してくださいってことですね。
水道局納金はいくらなのか
なんと291,600円‼‼
水道管引くので約30万?!
ぼったぐりじゃん!!!!
千葉県・・・なぜこんなことを。。
これって税金で賄うべきところなんじゃないの?!なんでこっちが払わないといけないの。。
30万あれば0.5坪(1畳)増築できます!2人でアメリカに旅行だって行けます。。
そんな大金をなぜ水道局に支払わなくてはいけないのか・・・。。
納得できない水道局納金
水道局納金は自治体によって金額の差が大きく、調べてみたところなんと東京23区にはこの水道局納金の制度さえありませんでした。つまり0円。
それって都が税金で負担してるってことだよね??どうして千葉はそれができないのか。。
ちなみに横浜市は162,000円でした。
また地域や家によっては100万以上になるところもあるという記事を見かけたので注意が必要です。
水道局納金は必ず必要なお金
最初に明細書で見たときは、不動産会社が利益を上乗せして記載しているのかと思いました。
でも千葉県のHPを確認したところ、水道局納金の欄に291,600円と金額の記載があったので、不動産が利益を上乗せしている訳ではありませんでした。それにしても高すぎる・・・。
そして特に気を付けたいのが、不動産会社はお家を売るとき諸費用を少なく見せたいので、あえて水道局納金を明細書に書かないということです。
契約した後に明細書に追加する後出しパターン、やめていただきたいです。。
資金組みの前に確認を
住みたい街が決まったら、合わせて水道局納金についても調べてみるのがいいと思います。
水道局納金がいくらかは市役所ページで確認できます。
お金のことはなんでも事前に何にどれくらいかかるのか知っておきたいですよね。
街の特徴はそれぞれ
横浜市は水道局納金が162,000円と書きましたが、さっき読んでた新聞で「横浜は給食提供率0%」という記事を読みました。
横浜市って中学もお弁当なんですね。
きっと毎日お弁当を作るお母さんは大変だろうなあ。お弁当配達サービスなんかもあるようですが、それだってお金はかかりますし・・。
どこの街も行政制度ってさまざまなんだなあと思いました。
水道局納金に限らず、教育や医療など、自分たちにとって住みやすい制度がある街を見つけたいですよね。。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。お家作りは続きます。
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