間取り図をじっくり見ていたら、我が家は階段の手すりが内側にあることに気づきました。
普通手すりは外側についているものだと思っていたのですが、設計士さんに質問すると「外側に手すりを付けると窓に干渉してしまうので」とのこと。
窓に干渉・・・?
よくよく図面を見てみると、我が家は階段に窓を2つ作る予定で、その内の一つがちょうど手すりの位置と重なってしまう高さにありました。。
こんな感じ↓
建売のお家を見学したときも、階段の窓に手すりが重なっているお家を見たことがあるのですが、その設計の甘さにびっくりして(わざわざそうする必要が思い浮かばないので)絶対これだけは避けよう!と思っていたんです。
なのでこうなるのはどうしてもイヤで。。
設計士さん曰く、窓と手すりを重ならないようにする解決策は、窓を一つ減らすか手すりの高さを低くするしかないとのこと。
窓を諦めるのはともかく、手すりの位置を低くしたら持ちづらくない?!それ解決策なのかな。
ということで我が家は内側手すりで進めることになったのですが、やはり本当に大丈夫か心配な点もあったため、使いさすさと安全面について調べてみました。
目次
内側手すりと外側手すりの特徴
内手すりと外手すりそれぞれの特徴を調べると、外側のほうが安全なのはもちろんですが、内側でも思っていたより問題はなさそうだと思いました。
外側手すり
- 一番オーソドックスで安全
- 手すりが外側にあれば、自然と踏み幅が広い外側を歩く
- 階段を降りるときに利き腕となる方に手すりがあった方がいい(右利きの場合は外側)
- 見た目がごちゃっとすることもある
内側
- 見た目がスマート
- 階段中央に縦型の手すりを付ければ問題なし
- 人間は最短距離で歩く習性があるので、とっさに掴める内側にあったほうが安全
両側手すり
- 一番安全
- 階段の幅が狭くなり、家具の出し入れがしづらい
内も外も関係ない
- どっちに手すりがあるか気にしたこともない(友人談)
- 体が慣れてくるものだと思うからどちら側でも平気(友人談)
そもそも階段に手すりを付けてないお家もありますし、手すりはあったら便利な補助具くらいの存在なのかもしれません。
気になったのは縦型手すりというもの。
パッとイメージが湧かなかったのですが、写真を見たら納得。
これは便利そう^^!
縦型手すりとは
回転場のところに縦に設置されているのが縦型手すりです。安全そうだし、見た目もスタイリッシュ★
内側手すりは回転場で手すりが途切れてしまい掴まるものがない点がデメリットですが、これがあれば手すりを握ったままグルっと回れて安全です。。
内側手すりと外側手すりのイメージ
内側手すり
内側手すりだと壁がきれいに見えますね。
ライトの形もかわいい(o^^o)ホコリの掃除が大変そうだけど・・笑
こちらは風通しが良さそうな階段。
回転場が6段割ですが狭い感じはしません。
外側手すり
こういうアイアンの手すり憧れます。先っぽがくるくる回っててすごくかわいい。
ちょうどいい手すりの高さ
気になっていた手すり高さについても調べてみました。
お願いしている工務店では床から75センチの高さが標準となっています。
実際にモデルルームで高さ75センチの手すりで階段を上ってみたのですが、全く違和感はありませんでした。
ただ私たちは2人とも身長が高いので、キッチンも高さ90センチ(80・85・90センチの3タイプある)の一番高いものを選んでいます。
子どものことを考えたらまた違うのかもしれませんが、今は2人暮らしだし手すりも標準より高いほうがいいかも?。
ネットで見つけた手すりに関する実験レポートが参考になりました。
実験内容は、床から75センチの高さの手すりに対して、年代別に持ちやすさを高すぎる、少し高い、丁度いい、少し低い、低すぎるの5段階で評価してもらう、というものです。
実験の結果、20代の男女被験者合計18名の中では75センチの手すりは「低すぎる」と選択した人が最も多い結果になりました。
75センチをちょうどいいと回答したのは70代女性が最も多かったようです。
今は平均身長も伸びていますし、新しいお家では80センチくらいがちょうど使いやすい高さになるのかもしれません。
我が家も工務店に手すりの高さを80センチにできないか相談してみよっかな。
詳しい実験結果は手すりをつけよう!グリップグリップから確認できます。
憧れの階段と手すり
内側手すりにするなら・・・
こんな階段したい!
家族の歴史をギャラリーみたいに飾っていきたいです。
海外の映画やドラマで度々目にしてきたこの光景・・・ステキ。
これは階段があるお家ならではですよね。配置のコツとかも調べて改めて記事にできたらいいな。
結論
今回調べて分かったのは、階段の手すりは内側でも問題ないということです。
外側のほうが安全なのは間違いありませんが、内側手すりでも縦型手すりを併用することで安全面は確保できます。
スタイリッシュに見えるというメリットもあるので、あえて内側手すりを選ぶのもアリだと私は思います★
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。お家づくりは続きます。
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