化粧柱がリビングに必要だと言われたときの考え方と対処法

 

間取りの打ち合わせの日、もろもろ確認事項が終わって「それではまた次回の打ち合わせで」ってまとまった最後のタイミングで、同席していた不動産会社の営業さんが設計士さんに質問しました。

「この間取りだと化粧柱は必要でしょうか?」

設計士さんは、「ああそうだった」みたいな感じで、「そうですね、この広さだとこのあたりに1本入れることになります」と急に言い出しました。

中央にある赤丸が化粧柱の位置です。

薄くて見づらいですが点線のマス目があり、縦と横から4マス以上開かないように中央付近に柱を建てる必要があるんだとか。

ん?
ん?
リビングの中央??

ちょっと待って!。
そんな話聞いてない!。。

化粧柱って一体なに?!

 

目次

化粧柱(けしょうばしら)とは

(出展:注文住宅ブログ 大阪京都で注文建築専門の工務店は匠建枚方

設計士さんに聞いたところ、化粧柱は壁の中に隠れずに表に見えてくる構造上必要な柱のことだそうです。

上の写真みたいな感じで家の真ん中あたりに設置されるんですね。

我が家のリビングは17.5畳あり、このくらいの広さだと必要になってくるらしいです。。

でもキッチンを対面式にしていれば、キッチンと柱を一体化させることができるので独立した化粧柱は必要ないんだとか。

うーん、そんな話今のいままで聞いてないよ~!。

壁付キッチンがいいって要望はずっと前から伝えてたから、化粧柱が必要になるってことも事前に教えて欲しかったなあ。。

考え方5パターン

(出展:里仁舎

化粧柱については人によって違う意見があって、どれもなるほどと説得力のあるものだったのでご紹介します。

 

設計士さんの意見:「リビングとダイニングをゆるやかに区切る」

設計士さん
「リビングとダイニングの間に化粧柱があるとゆるやかに空間を区切ることができます」

「そうするとリビングとダイニングでそれぞれ違うことをしていてもお互い邪魔にならずに同じ空間を共有することができますよ」

ゆるやかに区切るって言うとなんか建築家っぽく聞こえるなあ。
確かに化粧柱があることで、同じ空間だけど同じ空間じゃないってゆういいとこ取りができるかも。

建築関係の方の意見:インテリアに支障が出るからない方がいい

建築関係の方
「17.5畳のリビングでは化粧柱を使わなくても大丈夫なはずです。化粧柱を置くことで大事な四隅の柱を細くされるくらいだったら、四隅の柱を太くして化粧柱をなくした方がいいでしょう」

「今後模様替えをする時も常に柱のことを考えなくてはいけなくなります」

セカンドオピニオンで聞いた建築関係の方の意見です。確かに広い空間で柱がないお家はたくさんあるのに、どうしてうちは必要なんだろう?。

細い柱のほうがコストが安いからとかだったら納得できないな。。設計士さんに聞いてみよう。インテリアで制限がでるのも今後大変かもしれないな。

母の意見:2階を支えられるようにあった方がいい


「2階にはベッドとかタンスとか重いものがあるでしょ。それを支える柱が必要だよ。お母さんも家買ったときリビングとダイニングの間にある壁を取っちゃいたかったけど、その壁が家を支えてくれてたんだと思う」

さすがに2階が抜け落ちたりはしないだろうけど。気持ち的に安心なことも大切。

祖母の意見:大黒柱だからあった方がいい

祖母
「大黒柱は必要だよ。毎日その柱を撫でながら、家を支えてね、地震から守ってねってお願いしなさい。守ってくれるから

私はこうゆう考え方を信じているので心に響きました。

会社のコピー機が調子悪い時も八つ当たりすると全然言うこと聞いてくれないけど、なでなでしたりすると急に治ったりしますもん。

祖母の言うようにあえて柱を置くって考え方もありだなあ。

主人の意見:こんな面白いのもあるよ

(出展:都田建設

主人
「化粧柱ってこんなのかな?これにコート掛けたり帽子掛けたりできるね^^

この化粧柱面白い!!!

雰囲気がジブリっぽいってゆうか見ててワクワクする!!!

ぶつかったとき刺さって痛そうだけど。

いいなあ。こうゆう遊びごころあるのがいいな。

 

対処法

化粧柱は家の四隅の柱を太くすることでなくすこともできるとのこと。設計士さんに聞いたところ、追加料金は22万円!!

追加料金を支払ってリビングダイニングの広い空間を確保するか、化粧柱ありにしてポジティブに活用するか・・・悩みどころです。

 

(2020.12追記)

我が家の化粧柱はこんな感じになりました♪

入居して2年経ちますが、邪魔だと感じることもありません。冬は壁と柱の間に突っ張り棒でカーテンをつけて暖房費を節約しています。

 

結論

私は化粧柱はあってもいいと思います。

大黒柱って聞くと頼れる家長のイメージですが、昔のお家には本当に文字通り大きな柱=大黒柱が家の真ん中にあったようなんです。

それって構造的に必要だからだけど、住む人の心のよりどころになったり、その家の象徴にもなってたんじゃないかなと思います。

木も自分たちで選べたら愛着も湧きそうですし★
子どもの身長を刻んでいくなんてゆうのも素敵です(o^^o)

広い空間も素敵だし、化粧柱があってもアクセントになって素敵です。空間の活かし方は住む人によってそれぞれですもんね。

私は初めて化粧柱の存在を聞いたときはそれはない!って思ったけど、今はお家の象徴としてちょっと太めの化粧柱を置きたいなと思ってます。‼

果たして実際お家が建ったらどうなるのか?!
また報告します。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。お家づくりは続きます。

 

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